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インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター ([ツール]メニュー)


インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター ウィンドウ
インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターを使用するには
エラーを解決する


インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターは WiFi ネットワークの接続の問題を解決するお手伝いをするアプリケーションです。接続に関する問題が検出されると、デスクトップ アラート通知 がデスクトップ画面の右下隅に表示されます。デスクトップ アラートをクリックすると、接続に関する問題を解決するための推奨手順が診断メッセージに表示されます。たとえば、パスワードが不正なために接続の問題が起きた場合は、表示されたハイパーリンクをクリックすると、正しいパスワードを入力するために[プロファイル マネージャー]が起動されます。

インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターは Microsoft Windows* XP および Windows 7 でサポートされています。


アクセスするには

[ツール] メニューで、[インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター] をクリックします。


インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター ウィンドウ

インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターは 2 つのパネルで構成されます。左のパネルには利用可能なツールが一覧表示されます。右パネルは、現在の接続問題を表示し、 エラー メッセージと推奨する対策の 2 つの部分に分かれています。対策には、問題を解決するために使用できるユーティリティーおよびヘルプが説明されています。ヘルプのリンクをクリックすると、ウィンドウにヘルプ テキストが表示されます。関連する問題の解決リンクをクリックすると、接続問題を解決するためのプログラムが起動されます。

名前

説明

メニュー オプション

ファイル

ワイヤレス・イベント・ビューアーワイヤレス・イベント・ビューアーを起動します。左のパネルから選択できます。

通知を無効にする/通知を有効にする: アラートの通知を無効または有効にする場合に選択します。左のパネルから選択できます。

終了: クリックすると、インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター アプリケーションが終了します。

表示

履歴: インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターの右側のパネルに履歴データを表示または非表示します。

ツール

手動診断ツール: ワイヤレス アダプターの機能を検証する診断テストを実行します。詳細については、手動診断ツールを参照してください。

ヘルプ

インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター ヘルプ: インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターのオンライン ヘルプを表示します。

バージョン情報: インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターのバージョン情報を表示します。

使用可能なヘルプ

日付、時刻、およびエラー メッセージ:

  • エラーの説明
  • 利用可能な場合は、エラーを解決するためのリンクが表示されます。次の「エラーを解決する」を参照してください。
  • エラーを解決するための推奨手順へのリンク

履歴

最後の 5 回までの警告のリストを維持します。警告は時刻順にリストされ、最新の警告がリストの一番上になります。


インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューターを使用するには

インテル(R) PROSet/Wireless WiFi 接続ユーティリティーを開きます。[ツール] メニューで、[インテル(R) ワイヤレス・トラブルシューター] をクリックします。


エラーを解決する

以下を参考にして、検出された WiFi ネットワーク接続の問題を解決してください。

IP アドレスを取得できませんでした
アドホック ネットワークがアイドルでピアがネットワークに参加していません
アドホック ネットワークがアイドルですべてのピアがネットワークを離れています
デフォルトのネットワーク名 (SSID) があるネットワークに接続しました。ネットワークまたはアクセス ポイントにセキュリティーが設定されていない可能性があります
セキュリティーが設定されていないネットワークに接続しており、お使いのシステムで共有フォルダーが検出されました
システムのワイヤレス ネットワーク アダプターが無効になっています
システムからワイヤレス ネットワーク アダプターが検出されませんでした
ワイヤレス ネットワーク アダプター ドライバーがインストールされていません
ワイヤレス・ネットワーク・アダプター・ドライバーが損傷しています
アダプター・ドライバーが読み込まれていません
アクセス ポイントから切断されました

上級ユーザーまたは管理者の場合は、これらのエラー メッセージを参考にしてワイヤレス ネットワーク プロファイル内の問題を診断してください。

アプリケーションが起動しませんでした
証明書が見つかりませんでした
ユーザー名が無効なため、認証に失敗しました
ユーザー クリデンシャルが無効なため、認証に失敗しました
ユーザー証明書が無効なため、認証に失敗しました
証明書の有効期限が近づいています
サーバー ID が無効なため、認証に失敗しました
サーバー クリデンシャルが無効なため、認証に失敗しました
サーバー証明書が無効なため、認証に失敗しました
AAA サーバーが利用できないために認証が失敗しました
AAA サーバーが EAP 方法を拒否しました
証明書を検索するための PIN が無効です
GSM アダプターが予期せずに削除されたため、エラーが発生しました
スマート カードが予期せずに取り外されました
タイマーが切れたために認証に失敗しました
管理者プロファイルを認証できませんでした
証明書が無効なため、管理者プロファイルが認証に失敗しました。
管理者プロファイルが IP アドレスを取得できませんでした


IP アドレスを取得できませんでした

WiFi アダプターが有効な IP アドレスの取得に失敗しました。ワイヤレス セキュリティーのパスワードまたは暗号キーがアクセス ポイントで使用されているパスワードまたは暗号キーと一致しません。他の原因として、次があげられます。ワイヤレス ネットワークが静的 IP アドレスを必要とする、DHCP サーバーに問題がある、またはネットワークの一般的な問題がある。

このメッセージをクリアするには:


アドホック ネットワークがアイドルでピアがネットワークに参加していません

アドホック ネットワークを作成したのに 2 分間ピアがそのネットワークに参加しない場合、このアラートはアドホック ネットワークがアイドル中であることを通知します。

この警告通知は [アプリケーションの設定] で有効または無効に設定します。

このメッセージをクリアするには:

  1. [ツール] メニューから、[アプリケーションの設定]をクリックします。
  2. [デバイスからデバイス (アドホック) ネットワーク通知] までスクロールします。
  3. [ピアがアドホック ネットワークに参加しない場合に通知する] をクリアします。
  4. [OK] をクリックして設定を保存し WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウに戻ります。

アドホック ネットワークがアイドルですべてのピアがネットワークを離れています

アドホック ネットワークを作成したり他のピアと一緒にアドホック ネットワークに参加した場合、1 人かすべてのピアがそのアドホック ネットワークを離れた際に、このアラートが通知します。

この警告通知は [アプリケーションの設定] で設定します。

このメッセージをクリアするには:

  1. [ツール] メニューから、[アプリケーションの設定]をクリックします。
  2. [デバイスからデバイス (アドホック) ネットワーク通知] までスクロールします。
  3. [すべてのピアがアドホック ネットワークを離れた場合に通知する] をクリアします。
  4. [OK] をクリックして設定を保存し WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウに戻ります。

デフォルトのネットワーク名 (SSID) があるネットワークに接続しました。ネットワークまたはアクセス ポイントにセキュリティーが設定されていない可能性があります

デフォルトのネットワーク名 (SSID) を使用するアクセス ポイントに接続することは、セキュリティー上問題になる場合があります。このようなアクセス ポイントは通常、デフォルトのセキュリティーと管理設定がすべて使用されています (たとえば、オープン システム認証、デフォルト IP アドレス、ユーザー名、またはパスワード)。個人用のネットワークの場合は、ネットワーク名とセキュリティー設定を変更してネットワークのセキュリティーを強化してください。

この警告通知は [アプリケーションの設定] で有効または無効に設定します。

このメッセージをクリアするには:

  1. [ツール] メニューから、[アプリケーションの設定]をクリックします。
  2. [ネットワーク名(SSID)通知] までスクロールします。
  3. [デフォルト SSID でネットワークに接続されたときに通知する] をクリアします。
  4. [OK] をクリックして設定を保存し WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウに戻ります。

セキュリティーが設定されていないネットワークに接続しており、お使いのシステムで共有フォルダーが検出されました

ファイルとプリンターの共有により、ユーザーのコンピューター上のリソースにネットワーク上の他のコンピューターからアクセスできるようになります。ファイルとプリンターの共有を有効にしてワイヤレス ノートブック コンピューターを使用する場合は、注意が必要です。

共有フォルダーを含むワイヤレス LAN に接続した際にアラートを受ける場合、この通知を無効にすることができます。アプリケーションの設定を参照してください。

このメッセージをクリアして接続解除時にネットワーク共有フォルダーを復元するには、以下の手順を行います。

  1. [ツール] メニューから、[アプリケーションの設定]をクリックします。
  2. [共有フォルダーの通知] までスクロールします。
  3. [この通知を無効にする] を選択すると、トワークまたはセキュリティー保護されていないネットワークに接続するとき共有フォルダーが元のままの状態に保持されます。
  4. [OK] をクリックして設定を保存し WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウに戻ります。

システムのワイヤレス ネットワーク アダプターが無効になっています

WiFi アダプターを有効にします。

  1. [マイ コンピューター] を右クリックします。
  2. 次に、[プロパティー] を選択します。
  3. [ハードウェア] をクリックします。
  4. [デバイス マネージャー] をクリックします。
  5. [ネットワーク アダプター] をダブルクリックします。
  6. リストからインテル(R) PRO/Wireless アダプターを右クリックします。
  7. [有効] をクリックします。
  8. [ファイル] メニューから [終了] を選択して [デバイス マネージャー] を閉じます。
  9. [OK] をクリックして、[システムのプロパティー] を閉じます。

システムからワイヤレス ネットワーク アダプターが検出されませんでした

システムからインテル WiFi アダプターが検出できませんでした。アダプターが外されているか、インストールされていない可能性があります。

まず、[デバイス マネージャー] にワイヤレス アダプターがリストされているかどうかを確認します。

  1. [マイ コンピューター] を右クリックします。
  2. 次に、[プロパティー] を選択します。
  3. [ハードウェア] をクリックします。
  4. [デバイス マネージャー] をクリックします。
  5. [ネットワーク アダプター] をダブルクリックします。

インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにある場合は、インテル コーポレーションのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) からドライバーをアップデートしてください。インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにない場合は、コンピューターの製造元にお問い合わせください。


システムからワイヤレス ネットワーク アダプター ドライバーが検出されませんでした

システムからインテル WiFi アダプターが検出できませんでした。WiFi アダプター ドライバーをアップデートする必要があります。

まず、[デバイス マネージャー] にワイヤレス アダプターがリストされているかどうかを確認します。

  1. [マイ コンピューター] を右クリックします。
  2. 次に、[プロパティー] を選択します。
  3. [ハードウェア] をクリックします。
  4. [デバイス マネージャー] をクリックします。
  5. [ネットワーク アダプター] をダブルクリックします。

WiFi アダプターがリストに入っている場合は、以下を行います。

  1. [スタート] > [コントロール パネル] > [プログラムの追加と削除] をクリックします。
  2. インテル(R) PROSet/Wireless WiFi ソフトウェアを選択します。
  3. 変更] をクリックします。
  4. 修復を選択します。
  5. [次へ] をクリックします。

これらの手順で問題が解決しない場合、インテルのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) からアダプターの最新ソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにない場合は、コンピューターの製造元にお問い合わせください。


ワイヤレス・ネットワーク・アダプター・ドライバーが損傷しています

システムは、ネットワーク ドライバーが損傷していることを検出しました。WiFi アダプター ドライバーをアップデートする必要があります。

  1. コンピューターにインストールされているインテル(R) PRO/Wireless ネットワーク カードを右クリックします。
  2. [ドライバーの更新] をクリックします。[ハードウェアの更新ウィザード] が表示されます。
  3. [ハードウェアの更新ウィザード] の画面で [はい、今回のみ接続します] をクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. [ソフトウェアを自動的にインストールする] をクリックします。または、ドライバーの場所がわかっている場合は、[一覧または特定の場所からインストールする] をクリックします。

インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにある場合は、インテル コーポレーションのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) からドライバーをアップデートしてください。インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにない場合は、コンピューターの製造元にお問い合わせください。

ハードウェアの更新ウィザードを続行できません」というメッセージが表示された場合は、インテルのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) を参照してください。


アダプター・ドライバーが読み込まれていません

システムは、WiFi アダプター ドライバーが読み込まれていないことを検出しました。WiFi アダプター ドライバーをインストールまたはアップデートする必要があります。

  1. コンピューターにインストールされているインテル(R) PRO/Wireless ネットワーク カードを右クリックします。
  2. [ドライバーの更新] をクリックします。[ハードウェアの更新ウィザード] が表示されます。
  3. [ハードウェアの更新ウィザード] の画面で [はい、今回のみ接続します] をクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. [ソフトウェアを自動的にインストールする] をクリックします。または、ドライバーの場所がわかっている場合は、[一覧または特定の場所からインストールする] をクリックします。

インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにある場合は、インテル コーポレーションのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) からドライバーをアップデートしてください。インテル(R) PRO/Wireless アダプターがリストにない場合は、コンピューターの製造元にお問い合わせください。

ハードウェアの更新ウィザードを続行できません」というメッセージが表示された場合は、インテルのサポート Web サイト (http://support.intel.co.jp/) を参照してください。


アクセス ポイントから切断されました

WiFi アダプターがネットワーク アクセス ポイントから切断された際に、次のエラー メッセージが表示されます。

関連付けができないのでアクセス ポイントから切断します。
認証ができないのでアクセス ポイントから切断します。
TKIP Michael Integrity Check エラーによりアクセス ポイントから切断します。
Class 2 フレーム非認証エラーによりアクセス ポイントから切断します。
Class 3 フレーム非認証エラーによりアクセス ポイントから切断します。
再関連付けのエラーによりアクセス ポイントから切断します。
情報要素エラーによりアクセス ポイントから切断します。
EAPOL-キー プロトコル四方向ハンドシェイクのエラーによりアクセス ポイントから切断します。
802.1X の認証エラーによりアクセス ポイントから切断します。

推奨する問題解決法

手動で再接続するかプロファイルに保存されているネットワーク設定を確認してから、アクセス ポイントを除外リストから削除します。たとえば、WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウで [プロファイル] をクリックして、プロファイル リストを開きします。そのプロファイルを選択して、[接続] をクリックします。


アプリケーションが起動しませんでした

このプロファイルが接続されたときに起動するように指定したアプリケーションが見つかりませんでした。プロファイル ウィザードの [詳細設定] で、パスとファイル名を確認してください。

パスとファイル名を確認するには、次の手順に従ってください。

  1. WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウで [プロファイル] をクリックします。
  2. プロファイルを選択します。
  3. [プロパティー] をクリックします。
  4. [詳細設定] をクリックします。
  5. [アプリケーションの自動起動] をクリックします。
  6. [アプリケーションの自動起動を有効にする] をクリックします。ファイル名とファイルの場所を示すパスが正しいことを確認してください。
  7. [OK] をクリックして [詳細設定] を閉じます。
  8. [OK] をクリックして、[一般設定] を閉じ、プロファイル リストに戻ります。

証明書が見つかりませんでした

このエラーは、証明書ストアにマシン証明書またはユーザー証明書が見つからない場合に発生することがあります。この問題を解決するには、次の手順を行ってください。

  1. 使用しているプロファイルの種類によって、マシンまたはユーザー証明書ストアに有効なマシンまたはユーザー証明書があることを確認します。
  2. ストアに有効な証明書がない場合は、ドメインの証明機関から有効なマシンまたはユーザー証明書を取得してください。ドメインの証明機関からマシン証明書を取得するためには、コンピューターがドメインに加入することが必要です。
  3. 管理者にお問い合わせください。

ユーザー名が無効なため、認証に失敗しました: ユーザー名を入力し直してください

この認証エラーは、TTLS、PEAP、LEAP、EAP-SIM、または EAP-AKA プロファイルを使用するときにユーザー名が無効であったために発生します。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックします。
  3. [次へ] をクリックします。
  4. 適切な 802.1X の認証タイプを選択します。
  5. [OK] をクリックして、設定を保存します。

ユーザー クリデンシャルが無効なため、認証に失敗しました: クリデンシャルを入力し直してください

この認証エラーは、TTLS、PEAP、または LEAP プロファイルを使用するときにユーザー クリデンシャルが無効であったために発生します。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  3. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。[エンタープライズ セキュリティー] が選択されました。
  4. [認証タイプ] として802.1X を選択してください。
  5. [OK] をクリックして設定を保存します。

ユーザー証明書が無効なため、認証に失敗しました: 別の証明書を選択してください

この認証エラーは、無効なユーザー証明書が原因である場合があります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  3. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。[エンタープライズ セキュリティー] が選択されました。
  4. 適切な認証タイプを選択します。
  5. TLS ユーザーの場合: [このコンピューターに対して発行された証明書を使用する] を選択するか、 [このコンピューター上のユーザー証明書を使用する] をクリックします。[選択] をクリックして、インストールされている証明書のリストから別のユーザー証明書を選択します。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [OK] をクリックして設定を保存します。

注: 証明書: 指定した ID は証明書の [発行先] と一致し、認証システムで使用される認証サーバー(RADIUS サーバーなど)に登録されていることが必要です。証明書は、認証サーバーに対して有効であることが必要です。このための必要要件は認証サーバーによって異なり、一般的に、証明書の発行者が証明機関として認証サーバーに認識されていることが必要になります。ログイン時には、証明書のインストール時と同じユーザー名を使用します。


証明書の有効期限が近づいています

このメッセージは、 Windows* XP ユーザーのみに適用されます。プロファイルで使用している証明書の有効期限がもうじき切れます。このメッセージは接続のエラーを示すものではありませんが、今後接続を失わないように警告します。メッセージが最初に表示されてから証明書の有効期限が切れるまでの時間は、管理者によって設定されています。このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. インテル(R) ワイヤレス トラブルシューターのウィンドウで、リンクをクリックして証明書を更新します。

新しい証明書を取得できない場合は、管理者にお問い合わせください。


証明書が無効なため、管理者プロファイルが認証に失敗しました。

このメッセージは、 Windows* XP プロファイルのみに適用されます。証明書が無効なため、この管理者プロファイルが認証に失敗しました。このエラーは、マシン証明書、ユーザー証明書、およびスマート カードで起こることがあります。このエラーの起こる理由には、以下が考えられます。

このエラーの解決法は、原因によって異なります。このエラーを解決するには、有効な証明書を適用してください。


サーバー ID が無効なため、認証に失敗しました: サーバー名を入力し直してください

この認証エラーは、無効なサーバー ID 情報が原因である場合があります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  3. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。[エンタープライズ セキュリティー] が選択されました。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. この画面で [サーバー証明書の検証] を選択した場合、[証明書発行元] ドロップダウン メニューで正しい発行元が選択されていることを確認してください。[サーバーまたは証明書の名前を指定する] を選択した場合は、有効なサーバーまたは証明書の名前が入力されていることを確認してください。[信頼 CA のいずれか] を選択した場合は、CA 証明書が信頼ルート CA ストアにインストールされていることを確認してください。
  6. [OK] をクリックして設定を保存します。

サーバー クリデンシャルが無効なため、認証に失敗しました: サーバー クリデンシャルを入力し直してください

この認証エラーは、無効なサーバー (ドメイン) のクリデンシャルが原因である場合があります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  3. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。[エンタープライズ セキュリティー] が選択されました。
  4. 適切な 802.1X の認証タイプを選択します。
  5. [OK] をクリックして、設定を保存します。

サーバー証明書が無効なため、認証に失敗しました: 別の証明書を選択してください

この認証エラーは、無効なサーバー証明書が原因である場合があります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイル リストから適切なプロファイルを選択します。
  2. [プロパティー] をクリックします。
  3. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。[エンタープライズ セキュリティー] が選択されました。
  4. 適切な 802.1X の認証タイプを選択します。
  1. [OK] をクリックして、設定を保存します。

注 証明書: 指定した ID は証明書の [発行先] と一致し、認証システムで使用される認証サーバー(RADIUS サーバーなど)に登録されていることが必要です。証明書は、認証サーバーに対して有効であることが必要です。このための必要要件は認証サーバーによって異なり、一般的に、証明書の発行者が証明機関として認証サーバーに認識されていることが必要になります。ログイン時には、証明書のインストール時と同じユーザー名を使用します。


AAA サーバーが利用できないために認証が失敗しました

WiFi アダプターがアクセス ポイントに関連付けられているのに、認証サーバーからの応答のせいで 802.1X 認証が完了できません。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. プロファイルを選択します。
  2. [接続] をクリックして、ネットワークに関連付けとサーバーとの認証付けを試行します。

AAA サーバーが EAP 方法を拒否しました

このエラーは、AAA サーバーが設定された認証を受け入れない場合に生じます。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. タスクバー アイコンをダブルクリックして WiFi 接続ユーティリティーを開きます。
  2. WiFi 接続ユーティリティーのメイン ウィンドウで [プロファイル...] をクリックします。
  3. プロファイル リストの中から、関連付けられた、または前回使用したプロファイルを選択します。
  4. [プロパティー] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  5. [次へ] をクリックして [セキュリティー設定] を開きます。
  6. [802.1X 認証を有効にする] が選択されていることを確認します。
  7. 正しい認証タイプが選択されていることを確認してください。
  8. 必要なセキュリティー情報を入力します。
  9. [OK] をクリックします。これでプロファイルが再適用され、 WiFi 接続ユーティリティーがワイヤレス ネットワークへの接続を試行します。

証明書を検索するための PIN が無効です: PIN を入力し直してください

不正な PIN のために証明書の検索に失敗しました。

推奨する問題解決法: 正しい PIN を入力します。


GSM アダプターが予期せずに削除されたため、エラーが発生しました

このエラーは、 EAP-SIM または EAP-AKA プロファイルに接続中に SIM または USIM カード リーダーまたはカードが完全に挿入されていないか、ノートブック コンピューターから不意に取り外された場合に起こります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. アダプター/リーダーを再度挿入します。
  2. 画面の右下にあるインテル(R) PROSet/Wireless WiFi ソフトウェア アイコンをダブルクリックします。
  3. プロファイル リストの中から、関連付けられた、または前回使用したプロファイルを選択します。
  4. [接続] をクリックします。これでプロファイルが再適用され、 WiFi 接続ユーティリティーがワイヤレス ネットワークへの接続を試行します。

スマート カードが予期せずに取り外されました

このエラーは、スマート カードが予期せずに取り外された場合に起こります。

このエラーを解決するには次の手順に従ってください。

  1. スマート カードを挿入します。
  2. 802.1X EAP-SIM 認証プロファイルを選択します。
  3. [接続] をクリックし、ネットワークへの関連付けを試みます。

タイマーが切れたために認証に失敗しました

このモバイル ステーションの認証中に認証タイマーの有効期限が切れたために認証に失敗しました。不正な AP(アクセスポイント)または RADIUS サーバーとの問題がこの問題の原因である可能性があります。

推奨する問題解決法:


管理者プロファイルを認証できませんでした

このエラーは、プロファイル内のクリデンシャルが認証者 (アクセス ポイントまたは AAA サーバー) によって受け入れられなかった場合に発生します。この問題を解決するには、管理者にご連絡ください。


管理者プロファイルが IP アドレスを取得できませんでした

WiFi アダプターが有効な IP アドレスの取得に失敗しました。ワイヤレス セキュリティーのパスワードまたは暗号キーがアクセス ポイントで使用されているパスワードまたは暗号キーと一致しません。他の原因として、次があげられます。ワイヤレス ネットワークが静的 IP アドレスを必要とする、DHCP サーバーに問題がある、またはネットワークの一般的な問題がある。

このメッセージをクリアするには、WiFi ネットワーク管理者にお問い合わせの上、WiFi 接続を設定してください。


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商標および免責に関する情報