詳細プロパティ

ユーザーは動作環境とパフォーマンスへの配慮により詳細プロパティを動的に変更できます。 詳細プロパティの設定を変更するには、デバイスマネージャを開き、ネットワークアダプタのツリーリストを展開し、「Realtek RTL81XX Ethernet NIC」を選択してから、マウスの右ボタンをクリックします。プロパティのメニュー項目を起動すると、RTL81XXのプロパティが表示されるので、詳細のプロパティシートを選択してください。


注意:


Windows XP

Windows Vista


Windows XP

802.1Q/p VLANタギング

IEEE 802.1Q/pの情報はパケットの優先度と所属するVLANを示します。 オプションを設定すると、NICハードウェアの優先送信やVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用できるようになります。

オプション 説明
Enable(使用する) 優先送信およびVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用する
Disable(使用しない) 優先送信およびVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用しない(デフォルト)


フローコントロール

NICは受信側の速度に対応するためにパケット送信を一時的に停止できます。

オプション 説明
Enable(使用する) フローコントロールの機能を使用する(デフォルト)
Disable(使用しない) フローコントロールの機能を使用しない


ジャンボフレーム

インターネットの最大転送単位(MTU)は1500バイトです。 ジャンボフレームとは長さが1500バイトを超えるフレームのことです。 このオプションを使えば、インターネットNICがサポートする最大転送単位を設定できます。

オプション 説明
2KB MTU ジャンボフレームの長さを2Kバイトに設定する
3KB MTU ジャンボフレームの長さを3Kバイトに設定する
4KB MTU ジャンボフレームの長さを4Kバイトに設定する
5KB MTU ジャンボフレームの長さを5Kバイトに設定する
6KB MTU ジャンボフレームの長さを6Kバイトに設定する
7KB MTU ジャンボフレームの長さを7Kバイトに設定する
8KB MTU ジャンボフレームの長さを8Kバイトに設定する
9KB MTU ジャンボフレームの長さを9Kバイトに設定する
Disable(使用しない) ジャンボフレームの機能を使用しない(デフォルト)


注意:


リンク速度/二重モード

リンク速度と二重モードを変更します。

オプション 説明
Auto Negotiation (自動ネゴシエーション) 接続デバイスとの対応リンク速度と二重モードを自動ネゴシエーションする(デフォルト)
10Mbps/Half Duplex(半二重) リンク速度と二重モードを10Mbps/半二重に設定する
10Mbps/Full Duplex(全二重)リンク速度と二重モードを10Mbps/全二重に設定する
100Mbps/Half Duplex (半二重)リンク速度と二重モードを100Mbps/半二重に設定する
100Mbps/Full Duplex(全二重)リンク速度と二重モードを100Mbps/全二重に設定する
1000Mbps/Full Duplex(全二重)リンク速度と二重モードを1000Mbps/全二重に設定する (*)


注意:


ネットワークアドレス

MACアドレスを変更します。


チェックサムのオフロード

NICハードウェアによるチェックサム機能を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない) NICハードウェアによるチェックサム機能を使用しない
Rx Checksum(受信チェックサム)NICハードウェアによる受信チェックサム機能を使用する
Tx Checksum(送信チェックサム)NICハードウェアによる送信チェックサム機能を使用する
Tx/Rx Checksum(送受信チェックサム) NICハードウェアによる送受信チェックサム機能を使用する(デフォルト)


TCP_Largesendのオフロード

NICハードウェアによるTCPパケット分割機能を設定します。
オプション 説明
Enable(使用する) NICハードウェアによるTCPパケット分割機能を使用する(デフォルト)
Disable(使用しない) NICハードウェアによるTCPパケット分割機能を使用しない


シャットダウン後のWake-On-Lan

シャットダウン後のWake-On-Lan機能を設定します。
オプション 説明
Enable(使用する) シャットダウン後のWake-On-Lan機能を使用する
Disable(使用しない) シャットダウン後のWake-On-Lan機能を使用しない(デフォルト)


PCIeの自動ディセーブル(パワーセービング)

パワーセービングモードを実行するため、ドライバはケーブル接続状態に基づきPCIeを自動ディセーブルできます。
オプション 説明
Disabled(使用しない) PCIeの自動ディセーブル機能を使用しない(デフォルト)
Enabled, Battery(使用する、バッテリ) バッテリを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PCIe無効にする
Enabled, Battery or AC(使用する、バッテリまたはAC) バッテリまたはACを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PCIeを無効にする


PHYの自動ディセーブル(パワーセービング)

パワーセービングモードを実行するため、ドライバはケーブル接続状態に基づきPHYを自動ディセーブルできます。
オプション 説明
Disabled(使用しない) PHYの自動ディセーブル機能を使用しない(デフォルト)
Enabled, Battery(使用する、バッテリ) バッテリを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PHYを無効にする
Enabled, Battery or AC(使用する、バッテリまたはAC) バッテリまたはACを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PHYを無効にする


Windows Vista

ギガビットの自動ディセーブル(パワーセービング)

パワーセービングモードを実行するため、ドライバはケーブル再リンク時ギガビットを自動ディセーブルできます。
オプション 説明
Disabled(使用しない) ギガビットの自動ディセーブル機能を使用しない(デフォルト)
Re-Link, Battery(再リンク、バッテリ) バッテリを使用している場合、再リンク時ギガビットを自動ディセーブルする
Re-Link, Battery(再リンク、バッテリまたはAC) 再リンク時ギガビットを自動ディセーブルする


注意:


PCIeの自動ディセーブル(パワーセービング)

パワーセービングモードを実行するため、ドライバはケーブル接続状態に基づきPCIeを自動ディセーブルできます。
オプション 説明
Disabled(使用しない) PCIeの自動ディセーブル機能を使用しない(デフォルト)
Enabled, Battery(使用する、バッテリ) バッテリを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PCIe無効にする
Enabled, Battery or AC(使用する、バッテリまたはAC) バッテリまたはACを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PCIeを無効にする


PHYの自動ディセーブル(パワーセービング)

パワーセービングモードを実行するため、ドライバはケーブル接続状態に基づきPHYを自動ディセーブルできます。
オプション 説明
Disabled(使用しない) PHYの自動ディセーブル機能を使用しない(デフォルト)
Enabled, Battery(使用する、バッテリ) バッテリを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PHYを無効にする
Enabled, Battery or AC(使用する、バッテリまたはAC) バッテリまたはACを使用しており、ケーブルが接続されていない場合、PHYを無効にする


フローコントロール

NICは受信側の速度に対応するためにパケット送信を一時的に停止できます。

オプション 説明
Enable(使用する) フローコントロールの機能を使用する(デフォルト)
Disable(使用しない) フローコントロールの機能を使用しない


割り込み調停

ネットワークのトラフィックに従ってCPUへの割り込み頻度を動的に変更します。
オプション 説明
Enabled(使用する) 割り込み調停機能を使用する(デフォルト)
Disabled(使用しない) 割り込み調停機能を使用しない


IPv4チェックサムのオフロード

ハードウェアによるIPv4チェックサム機能を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない)ハードウェアによるIPv4チェックサム機能を使用する
Rx & Tx Enabled(送受信で使用する) 送信と受信の両方でハードウェアによるIPv4チェックサム機能を使用する
Rx Enabled(受信で使用する)受信のみでハードウェアによるIPv4チェックサム機能を使用する
Tx Enabled(送信で使用する)送信のみでハードウェアによるIPv4チェックサム機能を使用する


大量送信オフロード(IPv4)

NICハードウェアによるTCPパケット分割機能を設定します。
オプション 説明
Enabled(使用する) NICハードウェアによるIPv4パケット分割機能を使用する(デフォルト)
Disabled(使用しない) NICハードウェアによるIPv4パケット分割機能を使用しない


大量送信オフロード(IPv6)

NICハードウェアによるIPv6パケット分割機能を設定します。
オプション 説明
Enabled(使用する)NICハードウェアによるIPv6パケット分割機能を使用する(デフォルト)
Disabled(使用しない) NICハードウェアによるIPv6パケット分割機能を使用しない


ジャンボフレーム

インターネットの最大転送単位(MTU)は1500バイトです。 ジャンボフレームとは長さが1500バイトを超えるフレームのことです。 このオプションを使えば、インターネットNICがサポートする最大転送単位を設定できます。

オプション 説明
2KB MTU ジャンボフレームの長さを2Kバイトに設定する
3KB MTU ジャンボフレームの長さを3Kバイトに設定する
4KB MTU ジャンボフレームの長さを4Kバイトに設定する
5KB MTU ジャンボフレームの長さを5Kバイトに設定する
6KB MTU ジャンボフレームの長さを6Kバイトに設定する
7KB MTU ジャンボフレームの長さを7Kバイトに設定する
Disable(使用しない) ジャンボフレームの機能を使用しない(デフォルト)


注意:


ネットワークアドレス

MACアドレスを変更します。


優先制御とVLAN

IEEE 802.1Q/pの情報はパケットの優先度と所属するVLANを示します。 オプションを設定すると、NICハードウェアの優先送信やVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用できるようになります。

オプション 説明
Priority & VLAN Disabled(優先制御とVLANを使用しない) 優先制御とVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用しない
Priority & VLAN Enabled(優先制御とVLANを使用する) ハードウェアによる優先制御とVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用する(デフォルト)
Priority Enabled(優先制御を使用する) ハードウェアによる優先制御機能を使用する
VLAN Enabled(VLANを使用する) ハードウェアによるVLANタグ付き/タグ抜きの機能を使用する


受信バッファ

受信バッファのサイズを設定します。
オプション 範囲
Received buffer size(受信バッファのサイズ) 1~512 (デフォルト :512)


受信側負荷分散

受信側負荷分散(Received Side Scaling、RSS)はマルチコアCPUを動的に割り当てて受信パケットの表示を処理するロードバランスメカニズムです。

オプション 説明
Enabled(使用する) RSS機能を使用する(デフォルト)
Disabled(使用しない)RSS機能を使用しない


注意:


シャットダウンWake-On-Lan

シャットダウン後のWake-On-Lan機能を設定します。
オプション 説明
Enabled(使用する) シャットダウン後のWake-On-Lan機能を使用する
Disabled(使用しない) シャットダウン後のWake-On-Lan機能を使用しない(デフォルト)


速度と二重

リンク速度と二重モードを変更します。

オプション 説明
Auto Negotiation (自動ネゴシエーション) 接続デバイスとの対応リンク速度と二重モードを自動ネゴシエーションする(デフォルト)
10 Mbps Half Duplex(10 Mbps半二重)リンク速度と二重モードを10Mbps/半二重に設定する
110 Mbps Full Duplex(110 Mbps全二重)リンク速度と二重モードを10Mbps/全二重に設定する
100 Mbps Half Duplex(100 Mbps半二重)リンク速度と二重モードを100Mbps/半二重に設定する
100 Mbps Full Duplex(100 Mbps全二重)リンク速度と二重モードを100Mbps/全二重に設定する
1.0 Gbps Full Duplex(1.0 Gbps全二重)リンク速度と二重モードを1000Mbps/全二重に設定する (*)


注意:


TCPチェックサムのオフロード(IPv4)

ハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv4)を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない)ハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv4)を使用しない
Rx & Tx Enabled(送受信で使用する) 送信と受信の両方でハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv4)を使用する(デフォルト)
Rx Enabled(受信で使用する)受信のみでハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv4)を使用する
Tx Enabled(送信で使用する)送信のみでハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv4)を使用する


TCPチェックサムのオフロード(IPv6)

ハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv6)を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない)ハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv6)を使用しない
Rx & Tx Enabled(送受信で使用する)送信と受信の両方でハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv6)を使用する(デフォルト)
Rx Enabled(受信で使用する)受信のみでハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv6)を使用する
Tx Enabled(送信で使用する)送信のみでハードウェアによるTCPチェックサム機能(IPv6)を使用する


送信バッファ

送信バッファのサイズを設定します。
オプション 範囲
Transmit buffer size(送信バッファのサイズ) 1~128 (デフォルト:128)


UDPチェックサムのオフロード(IPv4)

ハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv4)を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない)ハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv4)を使用しない
Rx & Tx Enabled(送受信で使用する) 送信と受信の両方でハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv4)を使用する(デフォルト)
Rx Enabled(受信で使用する)受信のみでハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv4)を使用する
Tx Enabled(送信で使用する)送信のみでハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv4)を使用する


UDPチェックサムのオフロード(IPv6)

ハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv6)を設定します。
オプション 説明
Disable(使用しない)ハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv6)を使用しない
Rx & Tx Enabled(送受信で使用する) 送信と受信の両方でハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv6)を使用する(デフォルト)
Rx Enabled(受信で使用する)受信のみでハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv6)を使用する
Tx Enabled(送信で使用する)送信のみでハードウェアによるUDPチェックサム機能(IPv6)を使用する